角パイプが焼鈍が可能な厚さだとして、回答します。ショット(ピーニング)加工の目的は、塗装等の仕上げ加工への配慮という意味でしょう。塗装が必要な製品ならば、ショット加工したほうが楽ですよね。ショット加工自体にも、残留応力除去の効果はあります。ただ、焼鈍に耐えられない厚さの物ならば、ショット加工にも適さないでしょう。変形するか、所定厚さよりも薄くなります…。私の常識では、塗装のためには、焼鈍後、ショット加工したほうが良いという考えです。いろんな考え方はあるでしょうが・・・。追記焼鈍で暴れるのは当然です。加工面の加工代を多めに指示しましょう。さらに、角パイプ内部が密閉された状態では、内部の空気が膨張して、パイプが膨らみます。エアー抜き穴をお忘れなく。全周溶接された座板でさえふくらみますから、未溶接部分を残しましょう。
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